集中力を高める方法
なかなか仕事が終わらない。
毎日残業で大変だ。
もっと集中力があればいいのに。
そんな人に向けて、集中力を高め、効率的に物事に取り組むことができる方法をお伝えします。
①仕組み化せよ
②環境を整えよ
③短時間の集中と休憩を繰り返せ
④集中仕事は午前中に行え
この4つについて、詳しく説明します。
①仕組み化せよ
人間は、選択や決断をするときに集中力を使っています。
行動ではなく、「意思決定」で疲れているのです。
つまり、事前にやることを決め、仕組み化すればよいのです。
判断や迷いをなくし、目の前のことに集中することができます。
例えば、私の場合(朝のやること)
5:30起床
顔・髪の毛を洗う。(1日の予定を考えながら)
自分の体調を10段階で評価し、理由を日記に書く。
水を飲みながら、ブログを書く。
6:30ラジオ体操
終わったら、ブログの続きか教材研究
7:00朝食を作る
というように細かくやることを決めています。
朝起きたら、判断や迷いもなく、すぐに行動することができます。
この仕組み化はいろいろなことに活用できますよ。
②環境を整えよ
最も集中したい目的に向けて、机周りや部屋を整えましょう。
集中したい対象以外、何もない場所をつくります。
例えば、私の部屋の机の上にのっているものは
・ストップウォッチ
・電気
・コースター
この3つだけです。
何か行動するときに、その物だけを机の上に出すようにしています。
机周りには、探す時間が約5秒以内で済むように整理してあります。
(整理しているつもりです笑)
特にスマホは遠ざけましょう!
③短時間の集中と休憩を繰り返せ
人は15分座っていると、認知能力も集中力も低下します。
このリスクを回避するためには、椅子に座る時間を減らせばいいのです。
といっても、職場では椅子に座って仕事をする人が多いはず。
では、どうすればよいのか。
15分に1回のペースで一旦、椅子から立ち上がるのです。
脳に新しい刺激が伝わり、集中力を持続させる効果が得られます。
といっても15分はとても短く感じられます。
なので、私の場合
「この仕事30分くらいで終わるかな」と思ったら、
ストップウォッチで30分を計りながら、仕事をします。
ストップウォッチで時間を計り、制限時間を設けることで、集中力が高まった状態で仕事をこなすことができます。
集中時間が終わったら、次は休憩時間です。
脳の疲れは目の疲れといわれます。
脳が処理している情報のうち、8割以上は視覚を通して集められています。
目を閉じるだけでも疲労回復効果が得られます。
また、緑の中を5分ほど散歩する軽い森林浴「グリーンエクササイズ」もおすすめです。
20分の運動と同等の効果が得られ、大きなリフレッシュ効果を得ることができます。
④集中仕事は午前中に行え
朝起きてからの2時間は集中力が最も高くなる「脳のゴールデンタイム」です。
午後になると集中力がだんだんおちてきます。
午前中は集中仕事、午後は非集中仕事に取り組むようにしましょう。
また、寝る前の2時間は「リラックスのゴールデンタイム」です。
視覚を使わない娯楽やお風呂への入浴、家族との団らんなど、リラックスして過ごすことで、ぐっすり眠り、体や脳の疲れを回復させましょう。
参考図書
- 作者:メンタリストDaiGo
- 発売日: 2016/05/27
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 作者:樺沢 紫苑
- 発売日: 2017/10/11
- メディア: 単行本